今回はXの基礎を理解し、あなたのアカウントからお仕事の受注ができるくらい、自信を持って発信できるノウハウを伝授!
「Xって文字だけでちょっと苦手」とか「なにを発信していいのか分からない」「140文字の文章作りに時間かかってしまう」方、必見!初心者感をなくし、プロっぽい投稿作成の秘訣や最近のX事情についてお伝えします。
なぜ、今回この情報が必要なのかといいますと、経営陣がXを利用していることが多いこと、また、その経営陣の中で繋がりを持っている方の界隈で、お仕事を任せたいと思っている人を探し「この人は良さそう」などと裏側で話題になっているのです。
フリーランスは「X(旧Twitter)」運用が必要なワケ
X(旧Twitter)を活用する理由
Xを始める目的はいろいろありますが、主なメリットをいくつか紹介します。まず、手軽にライティングのスキルアップができる点が挙げられます。また、文字を打つことで言語化能力が鍛えられます。
そして、拡散力がインスタグラムよりも強いため、認知度を高める可能性もあります。さらに、影響力をつけることができ、仕事へ繋げていく点ではインスタと同じですので、インスタグラムと同時並行でXを運用することをお勧めします。
具体的なお話をすると、Xを見た人がお問い合わせをしたくなる、あなた自身をアピールできる場所となるからです。これまでクラウドソーシングで案件をこなしてきた方は、ぜひ、日頃から発信活動を活発にし、目に留めてもらえるようにしましょう。
また、海外ではSNS発信を面接の基準にしている所があります。日本では履歴書に値します。実際、日本国内でも、このようなオンラインでのお仕事に関わていると、「あなたのSNSを提示してください」という企業さまが増えてきました。
現状、あなたには想像つかないかも知れませんが、いずれそのような基準が日本でも当たり前になるかもしれません。逆にそうなった時、慌てて投稿開始したとしても、お客様側からは、「判断基準に満たない」ので、このことに気が付いた今日から早速開始しましょう!
アカウント設計の基礎知識
まず、運用の目的を決めることが重要です。お仕事用のアカウントはプライベートの用途のものと切り分けて使いましょう。アカウント設計のポイントは以下の通りです。
- アイコン:実写がお勧めです。顔が分かる方が信頼性が高まります。難しければ人のイラストでもOKです。動物アイコンや初見で何なのか分からないアイコンは避けましょう。
- ヘッダー:何者かが一瞬で伝わるようにします。実績や作品を入れて、1500×500のサイズで作成したものを設定しましょう。
- 名前:読みやすく、覚えやすい名前にしましょう。ひらがなやカタカナを3~5文字使うと良いです。長すぎる名前やローマ字は避けましょう。
- 肩書き:分かりやすい肩書きをつけます。自分の専門分野や何を提供しているかを明確にしましょう。
- プロフィールの文章:誰に向けて発信しているか、何を発信しているかを明確にします。経歴や実績を入れると信頼性が高まります。
- 固定ポスト:投稿の中で目立たせたいものを固定します。プレゼント企画や自己紹介、一番反応の良かった投稿などが一般的です。
発信のポイント
相手目線での発信が重要です。例えば、自由な働き方をしたい場合、そのためにどのように働いているかを具体的に書きましょう。「勉強中」と書くと初心者感が出てしまうため、避けていただき、「研究中」など、別の言い方に変えてみましょう。
またターゲットが読んだ時に良いと感じるもの、文脈に突っかかりがないか、有益な情報を盛り込むなどがオススメです。
プロフィール作成のポイント
プロフィールの書き方はとても大切です。あなたは一体なに者なのか?が分かるようにしましょ。専門性に特化した肩書きや発信情報を明確にし、実績や得意なこと、現在取り組んでいることを盛り込みましょう。
さらに、プロフィールの最後に少し人間味を加えると良いです。例えば、「日本酒好き」といった一言を入れることで、堅苦しい印象が和らぎ、親しみやすさを感じませんか?また「柴犬が好き」などでも、共感を持たれたりしますね。
このような個人情報は最後に入れることで、フォーマルな場でも違和感がなくなります。プライベートなことを途中や前半に入れると、本来伝えたい印象を損なう可能性があります。
お仕事獲得の目的、販売、商用等で運用の場合、相談用の公式LINEリンクをやDMで受付ます!など、連絡の導線も明確に記載します。これにより、仕事の相談がスムーズに行えますので、しっかり促してくださいね。
アルゴリズムについて
Xのアルゴリズムはポイント制で計算されています。滞在時間が長い、画像や動画が含まれている、いいねやリポスト、リプライが多いほどポイントが上がります。反対に、ブロックやスパム報告されるとポイントが下がります。
最新の傾向として、コミュニケーションが生まれる投稿が伸びやすいです。リプライを意識して、積極的に交流を図ると良いでしょう。アルゴリズムは日々変わるため、現在のトレンドに合わせて柔軟に対応することが大切です。
基本的なアクション
Xでは、いいね、リポスト、リプライ、引用リポストといった基本的なアクションを積極的に行うことが重要です。自分がどのような投稿に反応したくなるかを体感することで、他のユーザーがどのような投稿に反応するかを理解しやすくなります。
人の気持ちを動かす1つのツイートが、リツイートされ、さらにその先のコミュニティを越えて拡がっていくことが重要になり、そのような事象を「熱量伝播」いいます。リツイートされるごとに、多くの方へあなたの情報が伝わります。
リスト機能の活用
Xにはリスト機能があります。非公開リストを作ることで、自分のお気に入りのアカウントや興味のあるジャンルの投稿をまとめて見ることができます。例えば、SNSの最新情報やAIの最新情報など、ジャンルごとにリストを作成すると情報収集に便利です。
継続的な発信の重要性
継続的に発信することは非常に重要です。コンセプトに基づいた投稿を毎日行うことで、フォロワーに覚えてもらいやすくなります。
例えば、一日1投稿を同じ時間に行うと、フォロワーがその時間に投稿を期待するようになります。朝と夜では見ているメンバーが異なるため、投稿のタイミングも工夫すると良いでしょう。オススメは朝・昼・晩のアクティブな時間に1日3投稿です。
つまり朝は通勤時間・昼はランチ中・夜はくつろいでいる時間、などと、ユーザーの行動に添った時間がねらい目です。日中14時頃ですとみなさんランチは終わってますよね。11時半ぐらいだと、これからランチタイムだからチャンスだ!とこのように考えてみましょう。
ハッシュタグの活用
発信を広げるためには、適切なハッシュタグの使用が有効です。SNS関連のハッシュタグを付けることで、関連する投稿を見ている人々にリーチしやすくなります。
そして、関係のないハッシュタグを付けるのは避けましょう。関連性の高いハッシュタグを選び、あなたの投稿に関心を持たれやすくすることが大切です。
最近では、関連性の高いハッシュタグを付けて投稿することで、普段よりも多くのいいねやリプライをもらうことができました。これにより、ハッシュタグの効果を実感し、適切なハッシュタグの選び方を研究しました。
お仕事に合わせるなら、目的に関連したハッシュタグをつけて継続すると、どんな人から興味を持っていただけるのか?がわかってきます。自分でハッシュタグを作るより、よく使われるタグのボリュームを精査して、反応が良いものを探していきましょう。
エンゲージメントの測定
エンゲージメントを測定するために、以下の指標に注目しましょう
- インプレッション数:投稿が見られた回数です。
- エンゲージメント数:いいね、リプライ、リツイート、引用リツイート、タップされた数の合計です。
- クリック数:画像や投稿を実際にクリックされた回数です。
- プロフィールへのアクセス数:インスタグラムと同様に、プロフィールに飛んでもらった回数です。
これらの数字を上げていくことを目標にしましょう。最初から大きな数字を目指す必要はありません。過去の自分との比較を行い、少しずつ改善していくことが大切です。
私も最初は小さな数字から始まりましたが、毎日の投稿を続けることで少しずつエンゲージメントが増え、フォロワーとのコミュニケーションが活発になりました。これにより、継続の力を実感しました。