40歳~50歳への変わり目、なにもやる気が起きない、張り合いがない、将来は不安だし、身体はいつもダルくて…けど病院へ行くほどでもない。様々なことが不安で落胆続き、体調、メンタルまで低下。あるあるですね。
周囲の人はどうやって乗り越えたのか?!月間30人以上、女性の気になることに向き合って、たどり着いた答えを赤裸々にお伝えします!
体調の変化
更年期の疑い
40から50歳への変化は、第2の思春期といっても過言ではありません。生理不順から始まり閉経へ向けて体調が変化していきます。この頃から「更年期」の症状が出てくる方も少なくありません。
「更年期」と検索すると症状はさまざま確認できますが、「いつから」という記載はなく、自分が更年期なのか?体調不良なのか?不安がよぎります。早い方ですと40代前半で更年期と診断される方もいます。
身体の不調は避けて通れないもの。倦怠感やめまい、眠れないなど不眠症になることもあります。どうしてもツライと感じる時は、病院へ行き相談してみてください。お薬や漢方など処方してもらい対処できる場合もあるので、ひとりで悩まないようにしましょう。
身体を動かす
お子さんが小さいうちは一緒に遊びに出かけたり、走り回ったり、日常生活の中で自然と体を動かしていたのですが、子供が少し大きくなって機会を奪われ体力低下を感じませんか?では適度な運動を始めてみましょう!
過度な運動は避けて買い物はできるだけ歩いて出掛けたり、軽いスポーツを始めてみましょう!周囲との交流や体を動かした爽快感でネガティブな気持ちから離れることができます。慣れないうちは体が悲鳴をあげ、かなりの疲労感を感じるかもしれません。
疲れた時は十分に休息をとります。そして「あまりにも疲れる」と、いう理由でやめてしまうのではなく、回数を重ねることで体も少しづつ慣れてきますので、諦めずに続けてみましょう。
簡単に始めるなら、YouTubeで「ストレッチ」や「ヨガ」等、検索するとたくさん出てくるので一緒にやってみるのも良いですね。また続かない方は、「○○とセットでやる」と良いですよ。「朝ドラの15分は体を動かす時間」などルーティンを決めましょう。
40~50歳の壁
ガックっと落ちる瞬間
更年期とは別に、この年齢に差し掛かると思わぬ体調不良に見舞われることがあります。これまでは病院でお薬をもらって、凌(しの)いでこれたはずが、入院しなければならないほどの不調になることがあります。
私も40歳に入り風邪をこじらせ急性胃腸炎、咽頭炎で手術、腎盂炎になるなど。それぞれ1週間ほど入院生活を送りました。いつもなら薬でなんとかなったはずなのに、まったく良くならず(涙)次々不調が現れて、このままどんどん悪くなるのでは?と落ち込みました。
このようなことも40~50歳で起こりやすい症状ですので、風邪程度と気を抜かず、治すことに専念して、油断しないようご注意くださいね。
交友関係の整理
交友関係を整理している!と意識して動いている方は少ないと思うのですが…この頃から、対人関係で「関わりたい人」、「関わりたくない人」の精査をみなさん自然とおこなっています。
例えば子育てが落ち着いたので「このママ友とはもう関わらなくていいや~」とか、自分が行きたくないランチ会や飲み会を選ぶようになります。一見「普通のことでしょ!」と思われがちですが、同時にあなたと接触する機会を閉ざす方も「いる」ということ。
「なぜ無視されたんだろう」などど落ち込んだり深追いする必要はありません。街中で声をかけてみたらシレーっと冷たくあしらわれたり、距離を取られたとしても「この人は交友関係の整理をしたんだ」と割り切って覚悟していきましょう!
子育て
全てのことに手をかけて大事に育ててきた子供たちが少しづつ自立して、ひと息つける頃ではないでしょうか。その反面、子供の行動部分が気になってしまうお母さんも多くいらっしゃいます。子供との距離の取り方が分からなくなってしまい、悩まれる方も多くいらっしゃいます。
子供は干渉すればするほど離れていきます。またお母さんが口を出せば出すほど、逆の方向に進む傾向があります。「宿題をやりなさい!」と何度言ってもやらなかったり、「片付けなさい!」って言っても中々習慣化されないこともあるでしょう。
そんな時は、あなた自身の子供の頃を思い出してください。あなたは大人として子供に接するのではなく、子供の時の自分に戻って、子供と対等な考えを持つことで理解できることが増えるはずです。
子供への声掛けも大事ですが、子供は基本「自分が困らないとやらない」生き者と思って良し!宿題を忘れたら次の日は先生に注意される、片付けないと探し物が見つからなかったりするだけです。生死を問うようなこと以外はグッと口を出さないように見守りましょう。
時にはイライラして「いいかげんにしなさい!」とぶつけてしまうことがあるかもしれません。そんな時は子供の行動心理に目を向けてみましょう。
「なぜ、宿題をやらないのか?」お母さんが冷静になって理由を深堀りしてみてください。
「深掘り」とは「なぜ」「どうして」を繰り返しながら思ったことを聞き出すことです。もしかして子供自身、なにかが原因で困っているのかもしれません。
子供からSOSが出た時はお母さんの出番です! 子供自身が「できるか?」「できないか?」のせとぎわの所まで手伝ってあげればOKです。あとは子供に任せて、「この子は自分の人生を生きようとしているんだ」と切り替えて応援していきましょう。
逆に子供から話を持ちかけられたら、しっかり話を聞いて、その話題を深堀りすることで、子供は「自分に関心があるのだ」と認識します。またお母さんが何かに熱中している時は、子供は「自分に心が向いていない」と感じてしまいます。
なので、あなたが興味、関心を持っていることは、ぜひ子供にも共有してください。おうちでお仕事をしているならば、一緒にパソコンへ向かい「こんなことやっているんだよ」と画面を見せたり、仕事を手伝ってもらいたい雰囲気を作りだすのも効果的です。
そうすることで子供は親が何をしているのかが分かり、安心して過ごすことができます。こうして今まで干渉していた状態から離れたり、互いに理解を深めることで、あなたの気持ちがすぅ~っと楽になります。
そしてあなたはあなた自身の幸せを考えるように目線を変えて、これからの自分に投資していきましょう。
未来への不安
50歳目前になると少しずつ将来の不安を感じ始めることでしょう。子供の教育費、親の介護、自分の老後の心配など、全てお金のかかることばかり。明確にいえば、「未来を想像して不安だけを募らせている」という現実離れしたことに不安を抱いているのです。
将来の「不安を乗り切るための対策」はされていますか?まだの方は、なにを対策すればよいのか考えるのに良い時期だと思いますので、ライフプランをしっかり計画しましょう。頭の中で思っているだけではダメです。ぜひ手帳やアプリなどどこかへ記録しましょう。
年齢 | 目標貯金額 |
---|---|
43歳~ | 月2万×12か月=年間24万貯金(子育てに専念) |
45歳~ | 月10万×12か月=年間120万貯金(子供から手が離れてきた) |
50歳~ | 月20万×12か月=年間240万貯金(仕事に専念) |
55歳~ | 月30万×12か月=年間360万貯金(住宅ローン終わった) |
上の表にあるように、年齢から毎月の貯金額を設定してみます。60歳まで貯金を続けると軽く3000万以上の貯金を作ることができます。つまり、ゴールから逆算して年齢に応じた貯蓄プランを設計してみるのです。
銀行へ預金しておいても利息はほんとに僅かなので、返礼率が高い生命保険や株で投資する方法もあります。とにかく生活費と一緒にしないを徹底するのがポイントです。
新NISAもかなり利用しやすくなりました。この機会にお金の勉強をして、預金の預け先を検討するのも賢い貯め方になりますので上手に使い分けしていきましょう。
自分らしく生きる
あなたの「自分らしく」ってなんでしょうか?パートナーや夫、子供のためでもなく「あなた」だけのことを考えてみましょう。
煽(あお)るわけではないですが、このまま何も行動しないと、今後はどんどん孤独になっていきます。ぼんやり誰かにすがって生きていくのはやめましょう。あなた自身が「やりたいこと」「興味があること」に目を向けて行動していくことで、メリハリのある人生に生まれ変わります。
【ホメオスタシス】の力を借りよう
あなたは「ホメオスタシス」をご存知ですか?ホメオスタシスとは、生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのこと。「恒常性」とも呼ばれます。
ホメオスタシスに関わっているのは、自律神経系や免疫系、ホルモンを生成する内分泌系。たとえば、私たちは周囲の気温が高くなっても、自律神経が機能し、汗をかいて体温を一定保つように調節されています。
このようにホメオスタシスとは本来、身体に起こる変異を正常に保つために働きかけています。用語としては生物学ですが、人間の心理について使われることもあります。そして「変わりたいけど変われない」という心の変化でもホメオスタシスは役目を果たしてくれます。
例えば①という仕事をしていたとします。①の仕事を継続的に続けている中、②の仕事が追加になった時に、ホメオスタシスがその行動を察知します。その時、あなたの気持ちは「②の仕事は面倒」、「②の仕事はやりたくない」という気持ちが働きます。
これはホメオスタシスがいつもの行動と異なるものと察知し、これまでの行動を維持させようと働きかけ②の仕事を受け入れてくれないのです。つまりホメオスタシスが原因で新しいことにチャレンジしないのです。
そしてホメオスタシスは「悪」と思われがちですが、そこはちょっと違って…あなたが新しい行動ばかり続けていると、今度はホメオスタシスがその行動についていこう!応援しようと変わってくるのです。
そのため①と②の仕事をずっと続けてる最中に①を辞めてしまうと、①の行動を促してくれます。毎日歯磨きしていると思いますが、歯磨きを忘れた時に「やらなければ!」と行動できるのはホメオスタシスの維持する力のおかげなのです。
あなたの「自分らしく生きる」ことを考えた時、新しいことにチャレンジする時は、ホメオスタシスを思い出してください!
継続できない時は「ホメオスタシスがまだ認めてくれてないのだ!」と考え、継続することで「ホメオスタシス」が味方になって応援してくれるまで行動すれば、それが当たり前になり、次々に新しいことを継続していく力が身に付けることができます。
お仕事事情
現在、お仕事はされていますか?そのお仕事はいつまで勤めますか?お仕事に満足していますか?人生の折り返しを迎えるにあたり、「このまま、この仕事を続けてよいのだろうか?」「再就職先を今のうちに探しておきたい」などと考えるお年頃ですね。
残りの人生に、どんな価値を生み出せるのか?
を念頭に置いてみましょう。あなたには色んな可能性があります。きっとこの記事を読んでいるということは「自分はこのままでよいのだろうか?」という答え合わせをしているのではないでしょうか?
ズバリ、答えはありません。人生、人それぞれですし、その時決断したことがきっと正しいのだと思います。ですが、向上することは誰しも、いつだって、今日から、今からだって動ける環境にあるはずなんです。
つまり、人生はあなたのやる気次第でどうにでも変えられるのです。
50代なんてまだまだ働き盛り!今のうちに自分自身の棚卸をして、どんどん自分を磨いて、楽しく生きていく可能性はまだまだあります!そして、あなたの人生経験から社会に貢献できるものが、なにかしらあるはずです。
つまり未来に向かって生きるために、今、なにをすれば良いのか?逆算していくことをすれば、新しくスキルを取得したり、今持っているスキルを深く学びなおして、あらゆる分野に活かすこともできます。
そういった働き方で自分しかできないものを身につけると、老後、道に迷うことはないでしょう。まだまだ「夢追い人」でいて良いんです。
まとめ
いつまで子供のせいにしてますか?いつまで会社のせいにしてますか?
誰かのせいで自分ははこの人生を送っているのではなく、自分が選択をしてこの人生を歩んでいる、この状況を作り出しているのは自分だ、ということを忘れないでください。
あなたがもしいなくなったら、必ず誰かがサポートします。あなたがやるから、誰もやらないのです。そこまで自分勝手になれますか?俯瞰して自分を見てみましょう。
今、誰かのサポートをしているならば、それはあなたが選択した事、耐えられない時は借金してでも人にお願いをすることを想像してみれば、自分が選択してこの人生を歩んでいるということが分かります。
辛い事情を抱えて毎日を過ごしている方も、いらっしゃるでしょう。ですが、人生は一度きりです。もっと自分の気持ちを大切にしようと考えた時に、その答えがあなたの幸せに繋がっていくと良いですね。
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