長年勤めてきたお仕事を辞め、いざ在宅でお仕事をしようと思ったけど「自分には何の取柄もなかった」…そんな声をよく耳にします。これまでの人生経験の中で無駄だったことなんて1ミリもないはずなのに、人に自慢できるスキルが無い…そう落ち込んでいませんか?
今回は人に自慢できるスキルの見つけ方から、学習にオススメの方法、私が体験したレベルアップへの近道をお伝えします。これを読んだらお仕事単価もアップするはず!どうぞ最後までご覧くださいね。
あなたのスキルの棚卸
まずはあなたは何ができるのか?可視化します。これまで経験した事、得意なこと、好きなことを書き出してみましょう。頭の中ではなんとなく「これならできるんだけどなぁ~」とぼんやり思っているだけでは、やりたいお仕事、受けられるお仕事も定まりません。
一度、可視化することで、今のままで十分社会に役立てるのか?あるいは、もう少し学習が必要なのか?または在宅ワークには全然関係ないかもしれないスキルならある…など、自分を理解することができます。
そして、この棚卸をすることによって、ご自身のプロフィールを自然と作り出すことができるようになります。クラウドソーシングでは、ご自身のプロフィールを入力してから応募することで信頼性が高まります。これまでの経験を元に細かく書き出してください。
【棚卸一例】
スキル/得意なこと | できる・好き・得意 |
---|---|
Excel | 多少なら関数が使える・テンプレートがあれば数字入力はできる、 数字から表にすることができる |
Word | テンプレート作成・挨拶状などのお知らせ作成が作れる |
デザイン | 素材を集めてデザイン作成が好き・絵を描くことが好き、 カラーコーディネーターの資格がある |
撮影 | 子どもの写真を撮るのが趣味・動画を撮るのが得意・編集ができる |
文字が好き | 本を読むのが好き・すぐメモを取る・分からない言葉は調べるほう |
料理が得意 | たくさんのレシピを知っている・料理の写真を撮るのが好き |
さらに「できる・好き・得意」からさらに行動した理由も付け足してみたり、もっと細分化をしてみましょう。結果、この仕事なら続けられそうとか、スキルアップに繋げたいなど、これまで見えなかった理想の働き方が見えてくるかと思います。
もちろん、これまでの経験から「これはやりたくない」というものも、出てくると思いますので、そちらも記録しておくと、時給が良いだけでお仕事選びをして失敗することは無くなるでしょう。
足りないスキルはどうする?
棚卸をして可視化したことで、自分がやりたいと思っていたお仕事で足りないスキルが見つけられたかと思います。では今後はそのスキルを補っていくのかが、単価アップに繋がってきます。例えば
「デザイン」を学び終え、お仕事を獲得しようとしても、どうやって売りこめばよいのか手段が分からない。
「エクセル」はできるけど関数は「SUM」しか使ったことがないし、ずっと数字ばかり使う仕事だけでは飽きる。
実はこれ、よくある話で、あなただけじゃないんです。自由にお仕事をするなら、好きなお仕事を楽しんで、存分に発揮したいですよね。なので、まだまだあなたは「レベルアップできる」と信じてチャレンジすることが大事になります。
スキルの身につけ方
今やYouTubeもあるので、少々の難題はピンポイントで解決できます。
例えば「エクセルでグラブを作る」など、検索する山ほど情報が出てきます。これを地道にコツコツ積み上げていけば、少しづつスキルアップが可能です。
しかも無料でできるなら、やらない手は無いですね。1日に2時間ドラマを観ているなら、その1時間を学習に充ててスキルアップすれば、高単価でお仕事が獲得できる可能性が出てきます。あなたはドラマと自己の成長…スキルアップ、どちらを取りますか?
また「スクールに入会する」という方法もありますね。便利になったもので、オンラインスクールなら自宅でいつでも学べるのが主流になり、5年前と比べたらサービスは向上してますし、費用もリーズナブルになってきています。
スキルアップした先に
スキルがあればどんどん仕事ができる!初めはそう考えて、クラウドソーシングなどで少々単価がお安い案件を受けることもあるでしょう。
…が、しかしクラウドソーシングは働いた分から仲介手数料が発生するので、単価が安い場合、子供のおこづかい程度にしか報酬がいただけない!なんてこともしばしば。時給単価にしたら外で働いた方がいいかも…って考える方も少なくありません。
ではこの単価をしっかりもらうためには、「自分自身で案件を取る」ことが1番の解決策になります。知人に声をかけてお仕事をいただいたり、SNSやブログで発信し、案件を獲得する方法もありますが、さらに言えば「マーケティング」の能力が備わってると最強です!
私は女性専用オンラインスクールリモラボで、デザイン・ライティング・マーケティングを始めとする数々のコンテンツを同時に学び続けています。始めはSNSを学ぶつもりでしたが、それだけでは低単価で疲弊していくお仕事しかできないことを知りました。
デザインだけ、ライティングだけなど特化したものだけを複数チョイスすると、かなり高額になってしまいます。自己流で学んだり、専攻のスクールで学ぶより最短最速最新で学べるリモラボに入会したことで、3か月後にはこれまで自己投資してきた全額を完済できました。
またメンバ同士の交流もあり、自分を鼓舞できる場所でもあります。1人で学び続けるのが難しい方も多いと思いますが、周りが頑張っているのを見ると意欲的に行動できるのも、私にはあっているのだと感じています。
求められている人材からの逆算法
今、世の中であなたのスキルは求められているかどうか?というのも、注視したいポイントです。なぜなら、もう誰も必要としてないスキルをコツコツ学び続けても無意味だからです。
つまり、今後は需要が上がりそうなお仕事を見つけスキルアップしていかなければなりません。効率化を重視したお仕事や最新のAIを使ったお仕事など、お客さまが欲しがる人材に成長していく方法がスキルアップ、単価アップの近道です。
ではどんな人材が求められているのでしょうか?
あなたはお仕事を探すことばかり夢中になっていませんか?これからは企業がどんな求人を出しているのか、色んな業種をみてリサーチしていきましょう。
例えば、「アンケート求む」と募集している企業様は「きっとユーザーの情報量が足りない、口コミが欲しい」などと把握します。つまり、こちらから必要な情報をスムーズに提示できるような人材になれば、良いわけです。
最近の求人では「AIを使って〇〇できる人」という募集も増えています。今、「AIを使いこなせてない方が多いのだ」と推測し、先回りしてあなたが学習すれば、高単価で案件を獲得できる可能性は高まります。
このように、やみくもにスキルアップするのではなく、「逆算」してスキルをパワーアップし、お仕事へ参入することで理想に近い高単価で案件獲得ができます。
2024年以降最強のスキルとは
最強のスキルはやはり「AI」で間違えないでしょう。4月に対話型AI(人工知能)の「ChatGPT(チャットGPT)」を運営する米オープンAIが日本法人を設立したという情報も飛び込んできました。
またIT大手のマイクロソフトやオラクル、アマゾン・コム、グーグルが日本へ2年間で29億ドル(約4400億円)を巨額投資すると発表しています。日本国内でますますAIが浸透していくことは確実です。
AIは「まだ未知の世界」と思われている方へ簡単にAIはどんなことで活用されているのか簡単にお伝えします。
- 写真のフィルターとエフェクト: AIを使った写真編集アプリでは、顔や風景を自動で認識し、美しいフィルターやエフェクトを提案したり、写真を自動修正したりできます。
- 音声アシスタント: スマートスピーカーや音声アシスタント(例: SiriやGoogleアシスタント)は、AIを使っています。こちらが質問をすると、AIが答えてくれます。例えば、「今日の天気は?」と聞けば、AIが現在の天気、今日の予報を教えてくれます。
- 音楽のおすすめ: 音楽ストリーミングサービス(例: SpotifyやApple Music)では、AIがあなたの好みや聴いた曲の履歴を分析して、おすすめの曲やプレイリストを提案してくれます。「この曲を聴いたら、似たような曲をおすすめしてくれる」というような分析をしながらセレクトしてくれます。
- 言語翻訳: オンライン翻訳サービス(例: Google翻訳)は、AIを使って異なる言語間でテキストを翻訳します。英文を貼り付けただけで日本語に翻訳してくれるのはAIでおこなわれています。
- ゲームのAIキャラクター: ゲーム内のキャラクターや敵も、AIを使っています。彼らはプレイヤーの動きを読み取り、適切な行動をとります。例えば、チームメイトが協力して戦うゲームでは、AIがプレイヤーに合わせて戦術を立てたり、敵キャラクターがプレイヤーに挑戦するためのAIを使っています。
- 画像生成:AIが画像を自動的に作成することです。たとえば、AIに「猫の写真を描いて」と指示したとします。AIは、たくさんの猫の写真を見て、その特徴やパターンを学びます。その後、その情報を元に、猫の絵を描くことができるんです。また、AIには「犬の写真を描いて」と指示しても同じように犬の絵を描くことができます。このように、たくさんのデータから学習し、それを元に新しい画像を生成することができます。そして、これらの生成された画像は、人間が描いたものと区別がつかないほどリアルなものもあります。
いかがでしたか?意外と身近に使われていることが分かりますよね。これはほんの一部なので、どんなAIがあるのか学ぶことから始めてみたり、需要が高いAIを学び「このAIだったら使えます」と言えるようになれると良いですね。
まとめ
今回は在宅ワークで得意とするスキルがない人へお仕事レベルがアップする裏技をお伝えしました。
つまり自分にフィルターをかけて「やらない」と、留まらず、興味を持ってどんどんチャレンジできる方が、今後の「求められる人材」へ成長を遂げるということがお分かりいただけたかと思います。
スマホを初めて手にしたときのように、使いこなしていきましょう!